
DREAM
治せる施術家って
カッコいい!

夢の第一歩を踏み出した君に
たった一度の人生、カッコよく生きよう。
チャレンジできる人になろう。
どんな人にも成功できる可能性がある。
まずはチャレンジ。
治療家を世界に誇れる職業に。
自分にも世の中に対して必ず何かミッションがある。
ミッションを持ち、世の中の困っている人の役に立とう!
施術者の地位を上げ
皆に誇れる自分や仕事にしよう!

Passion
message
自然、生命、人間の壮大なテーマ
世の中には困っている人が沢山いる。
私達が自分達の手から困っている人々を幸せに導く。
熱いハートを持った仲間を持っています。
人の役に立ち、人を喜ばせる究極集団!
志の高い仲間と働き自分を高めて
キミのなりたい姿や夢をかなえましょう。


REASON
GBSメディカルが
選ばれる理由とは
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01 圧倒的な技術
GBSメディカルの独自技術力。
代表自ら考案した独自の技術で、患者様の早期回復を目指し、
心身ともに健康な体に導きます。 -
02 成長速度が速い
学びの場入社から2か月間(130時間)の研修を行います。
手技や包帯・テーピング、治療理論はもちろん、
ビジネス基礎についても学びます。
デジタルコンテンツ講座は100以上あり、
隙間時間や通勤時間も学びの時間として活用できます。 -
03 信頼される
先輩たち患者さんや会社への想いを大切にしながら、 院長として次世代幹部の育成に力を注ぐ
このストーリーのポイント
- ✓患者への丁寧かつ的確な説明力。自分にはないスキルを習得したいと決心
- ✓最短スピードで院長へ昇格し、部下を育てる難しさを痛感
- ✓試行錯誤を続け、ようやく見えてきた自分なりの人材育成スタイル
最高の治療技術を患者様に提供することを使命に掲げるGBSメディカル。その実現を目指して、スタッフ全員が学びに対して貪欲な姿勢で臨んでいる。院長として活躍する吉澤もその一人。「GBSメディカルで身に付けたものは、知識力と説明力」と語る。それは、患者への想いから語った言葉であるが、部下に対しても共通していると感じている。
- PROFILE
-
株式会社GBSメディカル2017年4月入社
GBS巣鴨地蔵通り整骨院 鍼灸院筋膜整体院 院長吉澤 大樹 YOSHIZAWA Hiroki
柔道整復学科卒長野県出身。学内で開催された合同企業説明会で偶然、GBS メディカルの存在を知る。その理念、考え方に惹かれ入社を決意した。柔道整復師としてデビューした当初は、苦労したと語るが、本人の強みであるコミュニケーション力を活かし最年少で院長に昇格。その後、部下の育成に悩んだ時期もあったが、これまでに多数の院長を輩出している。性格が明るく、部下からは院の太陽的な存在と称されている。

説明力や発信力の高さに驚嘆。GBSメディカルへの入社を決める
中学・高校では、バレーボールに熱中していました。スポーツでは幾度かの怪我を経験し、整骨院にはよく通っていました。その ときに、柔道整復師の先生の治療技術を目の当たりにし「こういう職業があるのか」と知ったのが、柔道整復学科に進んだきっかけです。実はその先生は、僕が小学校の頃に取り組んでいた競技ドッジボールのコーチで、会社員から転職をして柔道整復師になっていたんです。その先生にはその後の専門学校時代にも、何度も実習をさせてもらいました。「長野から出て、東京で色々なことを 学びなさい」と言ってくれたのもその方でした。本当に、僕の師匠として何かとお世話になっていました。
GBSメディカルの存在を知ったのは、僕が通っていた専門学校で開催された合同企業説明会でした。色々な企業が参画していたの ですが、学校側の手違いがあってGBSメディカルのブースは入口から最も遠い場所にあったんです。その配置では、生徒は誰も話を 聞きに行こうとしません。そんな様子を見かねた学校の先生に、「あの会社の話を聞いてみなさい」と無理やりブースに連れて 行かれたのが始まりでした。なので、出会いとしてはそんなに良い印象があったわけではないんです。
ただ、話を聞き始めたらすごく興味が沸いてきました。特に、自然治癒力を最大限まで高める構造医学という学問に全社で取り組んでいると聞き、「この会社って素敵だな」と思いました。それで、後日職場見学に参加することになったんです。その際に、勤務 されている先生方が「なぜこの施術をするのか」「どうしてこの施術が大事なのか」「何でこういう痛みが出ているのか」などと 一つひとつ丁寧に説明されていて、患者さんが納得して帰られている姿を多数見かけました。そうした伝えるスキル、発信力は師匠にもなかったものですし、当然僕にもありません。「この会社はすごい」と改めて確信し、「ここに就職したい」と決心しました。

施術の経験を積み重ね、自分の成長につなげる
入社後はまず、千駄木にあるGBS千駄木はりきゅう整骨院に配属となりました。ただ、そこにはわずか一カ月ほどしか在籍しませんでした。GBS日暮里整骨院がリニューアルオープンするに当たり、そちらに異動することになったんです。
「施術家としてスムーズにデビューできたのか」と聞かれると、「全くできていなかった」というのが、正直な気持ちです。関わり方や技術のいずれにおいても、患者さんを満足させられるレベルではありませんでした。当時は「新人に求められるハードルが高すぎるのでは」と挫けそうになったぐらいです。正直言うと、専門学校時代に師匠の下で実習を経験していたので、「自分の実力が十分 通用するのでは」という自信がありました。だからこそ、何もできない現実との大きなギャップを感じて落ち込むこともありました。
しかし、GBS日暮里整骨院には毎日多くの患者さんが来院されていたので、施術の機会を多数得られたことが成長につながりました。 自分の無力さを痛感することもあった半面、「体が楽になったよ。ありがとう」と言ってくださる患者さんも次第に増えていきました。このような患者さんの存在が、モチベーションの源となり、自分がやりたい治療を少しずつできるようになっていく。段々とこう した好循環が生まれ始めました。
おかげで、入社1年半でGBS一心駒込整骨院(駒込院)の院長に昇格することができました。社内では最も早い院長昇格で、最年少記録は今でも破られていません。ただ、「院長を任せたい」と社長に言われたときには、本音を言えばかなり驚きました。今振り 返ると、恐怖心に近い感情がありましたね。その一方、「やってやるぞ」という想いもあり、その場で申し出を受けました。実際 には、不安と期待が半々といったところでしょうか。何しろ、学生時代を含めて人を束ねた経験は、全くなかったですから。
後になって、自分は何を評価されたのかと振り返ってみたときに浮かんできたのが、〝想い〟の強さでした。患者さんへの想いも そうですし、「会社がどうあるべきか」と考える機会も多かったように思います。なぜなら、僕には独立志向がありません。社長の意向や考え方、会社としての信条に共感して当社への入社決めたので、「それを全うしよう」という気持ちで取り組んできました。人一倍のやる気もあったので、「やります」「やれます」と何でもプラス思考で臨んでいました。

考えるよりも感じろ。その指導方法の大切さを知る
僕が院長になったばかりの頃は、部下が二人いました。一人が同期。もう一人が後輩でした。社長が気を遣ってくれたのか、年上の部下はいませんでした。しかも、「当面は売上数字にそれほどこだわらなくても良い」「前任者は気にせず、お前らしさを作り上げてほしい」とまで言ってもらえたんです。少しは心が救われたものの、それでも色々な想いが錯綜し、大きなプレッシャーとなって押しかけてきたのは事実でした。
院長となってからしばらくは、苦難の連続でした。当時の失敗を列挙すれば枚挙にいとまがありません。当時の最大の苦労は、部下の育て方でした。最初に接することになった部下は、患者さんとコミュニケーションを取ることに強い苦手意識を持っていました。しかし、そこを克服しなければ、患者さんと向き合えない仕事です。そのため、どう改善したらよいのかと試行錯誤しました。 といっても、僕自身がコミュニケーションスキルに悩んだ経験がないので、「どうしてできないのか」「どういう方向で育てていけば良いのか」が全くわかりませんでした。「こんなにも部下のことを考えなければいけないのか」と思ってしまったぐらいです。
また僕自身、会社の理念に固執するタイプでしたが、院長になってからそれが空回りしてしまったことがあったんです。「理念って何だろう」「理念を理解しているとは、どういう状態なのか」「どうすれば皆に伝えられるのか」と毎日考えていく中で、理念からあるべき姿、あるべき姿から行動指針へと落とし込んでいったら、より良い組織になれるのではと思い、取り組んでみたんです。 しかし、そう簡単に結果は変わりませんでした。後日、社長から指摘されたのは、「どれだけ自分で考えて紙に起こして皆にやら せたとしても、理念や行動指針は自分たちで実践したいと思わない限り何もできない」と言う言葉でした。思わず、自分が紙ベースで書いて、「これをやってほしい」と言うよりも、もっと皆の心に響くフレーズがあるんだと気づかされました。そうしたことが 積もり積もって、社長が良く口にしている、「考えるよりも感じろ」という施術スタイル、指導法の重要性を再認識しました。
そんなこともあって、院長に就任して2年ぐらいは部下も育たず、数字も伸びず、不甲斐ない日々でした。ずっと低空飛行が続いていた気がします。さすがに、2年目には周囲の視線も厳しくなってきました。「売り上げが伸びないのは部下育成ができていないのと表裏一体だ。育てられない吉澤に問題がある」と叱咤激励されることもありました。それで、育成法を見直し、ようやく3年目 あたりから数字が出始めるようになってきたんです。

これまで、僕の部下が次々と院長として巣立っていきました。立派に育ってくれた姿を見ると嬉しくてたまりません。やはり、部下が成長してくれるのが、院長としての一番のやりがいです。それは、僕にとって二院目となるGBS巣鴨地蔵通り整骨院 鍼灸院筋膜整体院の院長になった今も変わりません。
何かコツを掴んだのかどうかは、未だにわかりません。ただ、コミュニケーションを図ることは大切にしています。「相手が何を思っているのか」「何を感じているのか」をしっかりと認識すると共に、「部下のモチベーションがどこに向かっているのか」 「何をしたいのか」を汲み取った上で、会社が進んでいきたい方向性をきちんと説明してすり合わせるようにしています。その上で設定した目標に対して一緒に進んでいく。そんな指導法に切り替えてからすごく上手く行くようになりました。
それに、最初の頃は良い意味で、後輩にとって上司ではなく友達になろうとしていた気がします。嫌われたくなかったのでしょう。3年前にスタッフが入ってきたタイミングで、ジェネレーションギャップというか、年齢の差を感じてしまい、「友達という関係性ではない」と徐々に気づけるようになってきました。「本人が成長してくれるのであれば、別に自分は嫌われても良い」「部下の 成長につながることを伝えることが大事だ」と今は考えています。
何人かの後輩が院長として育ってくれましたが、やはりコミュニケーションに長けているメンバーは強いです。人間力と言うんでしょうか。皆、人を引き寄せる力があります。ポイントは、小さな気づきができるかどうかです。例えば、院の中に小さなゴミが 落ちていたとします。それを拾ってゴミ箱に捨てることができるかどうかということです。それを拾わずに仕事をしてしまう人であっては困ります。恐らく、そういう人はGBSメディカルの理念に合致していないので入ってこれないでしょう。その意味では、 入社した社員は全員活躍できるポテンシャルを持っているはずです。後は、僕ら院長の育て方に掛かっていると思います。

スキル、ノウハウ、マインドを身に付け「本物の治療家」を目指せる
GBSメディカルも僕が入社した頃と比べると、組織の規模が格段に大きくなってきました。拠点もスタッフの数も年々増えています。その分、会社の理念が一段と重要になっています。理念への共感があるからこそ、組織として強く結束し、成長を遂げることができるからです。社長もその点を認識しているのかもしれません。理念を考える「理念会」という社内行事をを毎月開いていますし、 社員旅行をした際にも理念をテーマに皆でディスカッションを行っています。これは、今後も続けていくべきだと思います。
僕自身の今後の目標は、院長の次のステップである〝プレイングマネージャー〟になることです。実は、今そのための試用期間中で、夏辺りには結果が出る予定になっています。プレイングマネージャーになるためにクリアすべき項目は幾つもあります。今はただ 直向きにそれらに取り組んでいるところです。社長からも、「吉澤なら必ずやり遂げられる。頑張りなさい」と発破を掛けられています。
学生や求職者の皆さんには、GBSメディカルが確かな技術力と優れた説明力、そして患者さんを思う心を育ててくれる会社であるとお伝えしたいです。まさに、スキルとノウハウ、マインドを身に付けることができます。「本物の治療家」を目指したいのであれば、ぜひGBSメディカルに入社してください。お待ちしています。

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「治せる施術家」への道は始まったばかり。 一つひとつの経験や学びが成長への糧となる
このストーリーのポイント
- ✓治療だけでなく、精神面もサポートしてくれた整骨院の先生に抱いた感謝と憧れ
- ✓施術家として学ぶべきことは数多い。あせらず、じっくりと取り組む
- ✓高い志と成長意欲を持った上司や先輩らに刺激を受け、充実した日々を送る
「人の役に立ち、人を喜ばせる究極集団」となることを目指すGBSメディカル。その想いに共感した、やる気にあふれる仲間たちが揃っている。彼らが治療家としても成長していけるよう、 充実した教育体制を構築しているのも同社の特徴だ。入社一年目の田中も、その魅力を実感して いる一人だ。まだ自分だけではできないことも多くあるが、一歩ずつ着実な前進を続けている。
- PROFILE
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株式会社GBSメディカル2024年4月入社
GBS巣鴨地蔵通り整骨院 鍼灸院筋膜整体院田中 汐音 TANAKA Shione
柔道整復師科卒愛媛県出身。高校ではバレーボール部に所属し、全国大会への 出場を目指す。残念ながら、その目標を果たすことはできなかった。今度は、技術力と人間力で多くの患者を救いたいと施術家への道を歩み始めた。しかも、生まれ育った場所ではなく、敢えて東京で働くことを決心した。その選択が自分の成長につながると思ったからだ。大好きな焼肉やスイーツ、そして推し活が元気の原動力となっている。

「ここなら自分も成長していける」と感じ、GBSメディカルに入社
私が柔道整復師を目指したきっかけは、小学校からずっとバレーボールを続けていたことです。高校も県内有数の強豪校でした。 ただ、スポーツには怪我がつきものです。私自身、何度も怪我をしました。そうしたときにお世話になったのが、整骨院の先生で した。怪我の治療だけでなく、私の精神面のサポートもしてくれたんです。すごく安心感を得られました。それで、「私もいつの日か先生のように治療とメンタルケアができるようになりたい」と思い、柔道整復師への道に進むことを決心しました。
専門学校では3年間にわたり、筋肉の動きや人の体の仕組みについて学び、骨折や脱臼・打撲などに対する施術の仕方を習得し、 国家試験にも合格することができました。
就職活動は2年生の後半から始めました。当初は地元・愛媛県内での就職を目指していたのですが、友人に誘われ県外の会社も参加する合同就職フェアに参加してみたんです。それが、GBSメディカルと出会うきっかけとなりました。入口の近くにブースが構えられていて、すごくインパクトがありました。それで、会社の理念や施術に対するポリシーなどを聞いたところ、とても魅力を感じ ました。特に、機械に頼らず自分の手で治すというスタンスに強く共感を覚えました。加えて、人材教育への取り組みも充実して おり、学びの環境が整っていることを知り、「ここなら自分も成長していける」と興味を覚えました。
ただ、GBSメディカルで働くとなると上京しないといけません。東京に行くか、地元に残るか。正直悩みました。最終的には、「治せる施術家」を目指せる場で働こうと考え、GBSに入社することを決めました。
家を離れることになるので父は寂しそうな顔をしていましたが、母は「ここに閉じこもっていたら守ってもらうだけの生活になる。絶対に県外に行った方が良い」と私の決断を後押ししてくれました。やはり、私自身が人生の主役です。自分が施術家として挑戦 していくためにも、あえて自分にとって居心地の良い地元を離れる道を選びました。

試行錯誤の一年目。今できることに全力で取り組む
入社後すぐに配属先が伝えられました。私は、都内・巣鴨にあるGBS巣鴨地蔵通り整骨院鍼灸院筋膜整体院(以下、巣鴨院)でした。配属先へのこだわりがあったわけではないので、どこであっても受け入れるつもりでした。それでも、テレビなどを通じて巣鴨 という地名は知っていたので、親近感を持ちました。
最初は、同期10人と一緒に3カ月間ほど新人研修を受講しました。延べ130時間以上にものぼる膨大なプログラムです。研修内容としても、経営理念や治療理念の説明、手技や構造医学、解剖学、施術技術の研鑽など盛り沢山。それらをGBS独自の教科書に沿って学んでいきました。加えて、後半からは研修で習ったことを各自の配属先で実践するという試みもありました。すごく緊張して いましたが、先輩方が優しくフォローしてくれたおかげで、研修の成果を発揮することができました。
研修では覚えることが膨大で毎日不安だらけでしたが、そんなときに心強かったのが同期の存在でした。元々何らかのスポーツを していたメンバーが多いこともあって、皆意欲が高く、私も刺激を受けました。
研修を終えて、巣鴨院で本格的に働き出す直前のタイミングに院内で開催されたのが治療体験会でした。これは、日頃お世話になっている地域の方々をご招待し、無料で治療を体験してもらう場です。私自身、一対一で責任を持って施術をするのは初めてだったので非常に緊張していましたが、患者さん一人ひとりとしっかり向き合う良いきっかけになった気がします。ありがたいことに、このときに私が施術させていただいた患者さんは、今でも継続してGBSに来院してくださっています。
巣鴨院での私の仕事は、患者さんへの施術がメインとなります。他にも院内の整備・掃除や保険申請書類の取りまとめなどを行っています。腰痛や首の痛みをお持ちの方、捻挫や骨折などの外傷で来られた方など、患者さんの症状はさまざまです。場所柄、ご高齢の方が多く、私をまるで自分の孫のように接していただける患者さんも少なくありません。
ただ、私は元々人見知りのタイプなので、最初の頃は患者さんとコミュニケーションを図るのが苦手でした。患者様とのコミュニケーションは入社後に感じた最初の苦労だった気がします。何しろ、施術に入ってから「今日のお体の状態はいかがですか」と聞いた後は、ずっと無言という状態が珍しくなかったんです。その頃は、患者さんへの施術を完全に任せてもらっていたわけではなかったので、先輩と交代するタイミングで「田中先生は愛媛県出身なんですよ」「高校ではバレーボールの選手だったんです」などと会話のきっかけを作ってもらっていました。それで会話がつながったことが何度もありました。私自身も、「施術者としてこういう風に コミュニケーションを取れば良いのか」と教えられました。
そうした積み重ねで、人見知りは何とか克服できたものの、もう一つ大きな壁にぶつかりました。〝治療家〟としての壁です。自分は「こう思ったから、こういう治療を施した」といっても、患者さんの症状がなかなか良くならない場合もあります。そうしたことが 続き、施術に入る怖さを感じる瞬間もありました。実際、自分がずっと治療を続けてきた高齢の患者さんが、年末年始に体調を崩され来院が難しくなり、歩けなくなってしまったんです。当時はかなり落ち込みました。「もっと早い段階で自分にできる策があったのではないか」と痛感させられました。
もちろん、院長や先輩にも相談しました。「こういう症状が取り切れない」と。それを受けて、治療後に練習の場を設けていただいたり、施術の場で「こんな治療もしてみたら」とアドバイスをしてもらうこともありました。それらを繰り返していく中で、段々と症状に変化が見られるようになっていったんです。ただ、壁を完全に乗り越えたわけではありません。施術の世界は奥深いですからね。症状が重い患者さんが来院されたりすると、今でも迷いを感じる瞬間があります。なので、引き続きサポートしてもらいながら、日々今自分にできることに全力で取り組んでいるという状況です。
その一方、やりがいも感じています。来られたときに辛い表情をされていらした患者さんが、治療後に「ありがとう。元気になったわ」と笑顔でお帰りになる様子を見るだけでこの仕事を選んでよかったと実感します。そして同時に「もっと頑張ろう」という気持ちが 湧いてくるんです。

常に勉強の連続。会社全体で研鑽を積み重ねる
入社後の良い意味でのギャップもありました。共に働く先生方が皆さん、とにかく勉強熱心なんです。新入社員だけではありません。先輩も院長も、もっと言えば社長もより良い治療を施すために常に勉強を続けています。お互いに意見を交わしたり、過去の症例を見直したりと方法もさまざまです。会社全体が常に研鑽を重ね、キャリアアップや成長を目指していると痛感しました。
例えば、月に2回は院内で勉強会が開催されます。院長や先輩が講師となって特定のテーマに関して説明し、その後実践してみるという流れになっています。ときには他院の先輩が参加することもあります。他にも、新人は「グローイング・アカデミー」と呼ばれる外部研修も受講できます。これは、社会人としての4つの大きな山を越え、一人前の社会人として成長できるよう導いていく、 全5回のプログラムからなる研修です。
技術力を高めるためにという意味では、社内で施術テストが年2回実施されています。GBSメディカルでは、手技として50を超える項目を提示しています。それらの技術をどこまで理解しているかを実践形式で見える化する機会になっており、点数に応じてランク付けされます。先日、私が初めてトライした結果は、最下位ランクのブロンズ。緊張してしまったこともありますが、形を優先し 患者さんを治す視点が欠けていたことが大きな反省でした。次の機会にぜひ挽回したいと思っています。
入社からまもなく1年が経ちますがに、私自身が「ここは成長できている」と思える点があります。それは、白衣を着たときに施術者として演じられるようになったことです。ずっと心がけてきたことでもあります。技術力にしろ、人間力にしろ、院長や先輩にはまだまだ遠く及びません。しかし、患者さんからすると同じ白衣を着ている以上、私も一人の先生として見られています。新人だという甘えを一瞬たりとも見せるわけには行きません。プロとしての矜持を持って気持ちの切り替えができるようになってきました。
実は、こうした気づきを得られているのも院長や先輩らのおかげです。すごく話しやすい環境なので、私がわからないことや悩んでいることを気軽に相談できます。そうした関係性もあって、「こうしたら」というアドバイスを私も素直に受け入れられる関係が できています。特に、巣鴨院に配属となった頃の院長と今の院長にはすごく面倒を見てもらっています。理論派と感覚派、それぞれスタイルは違うものの、いずれも多くのことを学ばせてもらっています。私にとっては、ロールモデルとなるお二人です。

技術力や人間力を磨き、後輩を育てていきたい
まだ、一年目なので長期的な視点での目標は思い描けていません。まずは、次の手技テストで一つでも上のランクを獲得したいです。それから、1年以内には副院長に昇格できるようになりたいと思っています。まずは、主任からですけどね。そのためにも、人間力や後輩を支える力、育てる力を持った人材になりたいです。今年の4月からは新入社員が入ってくる予定なので、いよいよ私も先輩となります。しっかりと教えていけるよう後輩育成の力を身に付ける必要があります。
学生の皆さんには、国家試験を乗り切ってからも勉強がずっと続くことを伝えたいです。むしろ、現場で働いていくためには学生のとき以上の勉強が求められます。それができて初めて、患者さんが治っていく様子を目の前で見れますし、笑顔に触れられます。 それが、仕事にやりがいとなっていき、「さらに頑張ろう」という気持ちが沸いてきます。GBSメディカルで一緒に働ける日を楽しみにしています。

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「治療の幅を広げたい」と考え、GBSメディカルへ。 患者さんと向き合い、高い施術効果を導く
このストーリーのポイント- ✓「より多くの方の力になりたい」。そのために新しい環境に身を置くことを決める
- ✓当初は前職との違いに戸惑を感じつつも、自分らしさを発揮できる職場だと実感
- ✓GBSでの鍼灸事業はこれから作り上げていく段階。一歩ずつ歩んでいきたい
患者様に最高の治療を提供し、出会った全ての患者さんを笑顔で元気にすることを治療理念 とするGBSメディカル。その考えに共感したメンバーが、チーム一丸となって施術に取り組んでいる。鍼灸師として新たなキャリアを目指す山本も、2024年9月からメンバーとして加わった。 一人ひとりの患者と真摯に向き合い、自らの鍼技術を駆使する。効果が問われる仕事であるが、その分やりがいを実感している。
- PROFILE
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株式会社GBSメディカル2024年9月中途入社
巣鴨院、菩薩のこころを兼務山本 しのぶ YAMAMOTO Shinobu
生命科学部健康化学科鍼灸専攻卒静岡県出身。地元を離れ、岡山県の大学で鍼灸を学ぶ。新卒で マタニティ向けの鍼灸アロママッサージサロンに入社。その後、「もっと多くの人に施術し、感謝されたい」と考え、幅広い技術を学べるGBSメディカルに中途入社。「鍼灸治療の意義を知って もらいたい」と日々取り組んでいる。甘い物やチーズが大好き。同僚と巣鴨の商店街を巡るのも楽しみの一つになっている。

GBSの企業理念と広範囲な技術力に惹かれる
私が大学で鍼灸を専攻したきっかけは、母親から国家資格の取得を勧められたからです。「看護師はどうか」と言われたのですが、自分には向いていない気がして色々と調べていった中で、興味を持てたのが鍼灸師という職種でした。「東洋医学の分野が面白そう」だと思えたからです。
就職活動は3年生の夏休みからスタートさせました。その時に大学の先生に勧められて前職のサロンが開催した就職説明会に参加 したんです。その会社は、マタニティ向けに特化した鍼灸アロママッサージサロンでした。主に産前産後の女性が利用するサロンで、お客様のお悩みの多くは腰痛や肩こりなどです。ただ、妊婦さんということもあり強い薬を使うわけにはいかないので、そういった症状を鍼灸で抑える施術をしていると聞き、すごく魅力的な取り組みをされているなと感心しました。思わず「ここに入りたい」と決心したんです。
結局、その会社には3年半ほど在籍しました。転職を考えた理由は、「自分の治療の幅を広げたい」と考えたからです。仕事そのものは楽しかったのですが、その頃は治療や怪我に関する知識は全くありませんでした。それらを身に付けることができれば、「妊産婦さんだけでなく、もっと色々な患者さまを施術し、助けてあげることができるのでは」と思い、方向転換を試みることにしました。
GBSメディカルの存在を教えてくれたのは、私が登録していた転職エージェントでした。「経営理念や使命を明確に掲げていて、 鍼灸事業の拡大に積極的に取り組んでいる会社です」とお聞きし、職場見学に行ってみようと思いました。やはり、働いていく 上では、何を目指して施術しているのか。その方向性が自分の考えと合致していることを確認したかったからです。
当日は、職場見学の後すぐに社長面接も受けました。面接はすごく和やかな雰囲気だったので、自分がどういう想いを持って生きてきたのか、仕事にどう向き合ってきたのかを素直に話すことができました。
最終的に入社への決め手となったのは、「治せる治療家を目指す」という会社のポリシーに共感できたことと、鍼灸治療を磨ける だけでなく、構造医学やグラビティ姿勢診断、GMT筋膜矯正など多様な治療技術に触れられると確信できたからです。まさに、私が望んでいた通りの新天地だと感じました。

前職との違いを乗り越えながら、自分の施術スタイルを模索
GBSメディカルに入社後、配属となったのはGBS巣鴨地蔵通り整骨院・鍼灸院 筋膜整体院(以下、巣鴨院)でした。転職に当たって職場環境が変わる不安は、ほとんどありませんでした。ただ、柔道整復師の先生方と一緒に働くのは初めてだったので、「人間関係が上手くいくかな」というドキドキを感じていました。ただ、それも入社してすぐに「何も心配は要らない」と気づくことができ ました。皆さんが、とても穏やかな方々ばかりだったからです。それに、女性の先生も在籍しており、「安心して働けそうだ」と 思えました。
巣鴨院のスタッフは、私を含めて4名。鍼灸師としては、私が初めての着任だったので、最初は鍼施術を受ける患者さんは一人も いませんでした。そうしたこともあって、まずは鍼のお試し体験を呼び掛けました。並行して、柔道整復師の先生方が鍼灸の効果が期待できそうな患者さんに利用を勧めてくれたので、徐々に施術をスタートしていくことができました。具体的には、筋肉があまりにも硬い、張り感が強い、内臓の調子が良くない、自律神経が乱れているなどといった方に鍼灸の効果を知ってもらうよう働きかけました。現在は、体験を通して、反応が良かったり、相性が良いと思ってもらえる方に定期的な施術をお勧めしているところです。少しずつではありますが、患者さんが増えていることを実感しています。
巣鴨院で鍼灸施術に携わるやりがいは、患者さんから「体が改善しました」「ここが良くなりました」などと感謝の言葉をいただけることです。前職では治療とリラクゼーションの融合を謳っていたのですが、巣鴨院に来られる患者さんは効果のある治療を目的と されています。それだけに、自分の鍼技術がどれだけのレベルにあるのかがストレートに認識できます。
その一方、前職との違いを感じる場面もあり、入社当初は苦労がありました。例えば、お客様に対する言葉遣いです。前職は高級感や、ホテルライクな雰囲気をアピールしていたので、スタッフには過剰なまでの丁寧さが求められました。こちらは、巣鴨という 土地柄もあって親しみやすさが重視されます。切り替えるまでには、どうしても時間が掛かりました。
加えて、前職であれば産前・産後の妊産婦さんや妊活中の方を対象としていたので、男性に対応することがなかったのですが、 巣鴨院には男性の患者さまも多く来院されます。男性と女性では体格差があるので、慣れない男性患者さまの施術に苦労を感じて いました。隙間時間を見つけては専門書を読んで勉強したり、先輩の鍼灸師の先生に相談したりしながら技術を習得していきました。
そんな当時のことを振り返ると、入社間もない頃に通院していただいた男性患者さんのことを思い出します。その方は体格がとても良くて、筋肉にも厚みや広さがある患者さんで、筋肉の硬さも私がそれまで施術していた女性の方々とは全く違っていました。せっかくの鍼ですから、意味のないものにしたくはありません。一つひとつ探りながら打っていったという感じでした。有難かったのは、 その方が元々鍼がお好きであったことです。そのため、鍼に対する体の反応が素晴らしく良かったのです。「すごく足がだるい」と 嘆かれながら来院された翌日、再び来られたときには「施術の効果が抜群でした」と仰っていただけました。
こうした患者さんを一人でも多く増やしていくために、施術に当たって私が意識していることがあります。それは、多くの知識や 技術を吸収しながらも、最終的には自分の中で納得のいくやり方やメソッドを積み上げていくことです。師匠や先輩からやり方を 教わったとしても完全なコピーはできません。自分でノウハウを消化して、引き出しが増えていくと、どんな方が来院されても自信をもって対応出来ます。そしてその根底には、問診や何気ないコミュニケーションで患者さまの本当のお悩みを深く理解する姿勢が 必須であると実感しています。

万全のサポート体制。安心して働けると共にスキルを高められる
職場の人間関係の良さや働きやすさは、すでにお伝えした通りです。安心して働ける環境だと感じています。まだまだ、男性が多い整骨院業界ですが、当社で女性社員が多数活躍しているのもそのためかもしれません。産休・育休制度はもちろんですが、女性ならではの制度ということでは、美容院費用の補助制度もあり2カ月に一回、最大1万円まで会社が負担してくれます。こうした制度は 前職にはないものだったので、入社当初は大きな驚きがありました。他にも、帰省費用を最大3万円まで補助してくれる里帰り支援制度もあったりします。私も、今度静岡の実家に帰る時には利用しようと思っています。
それだけではありません。技術力を高めるためのサポートも充実しています。例えば、外部講習やセミナーの受講費用の一部を会社が補助する制度があります。私もこの制度を利用して、小児鍼の外部勉強会に参加しようと考えています。
このほか、全社的なサポートという意味合いではないものの、GBS松が谷整骨院に在籍している鍼灸師の先生とはこまめに情報共有を行っています。鍼の方針や細かな施術方法で私と異なる部分も多く、毎回新たな気付きを得られるのは嬉しいです。今春には、 新卒で鍼灸の先生が2名入社される予定になっています。配属先は別なところであっても、この巣鴨院で研修を受ける方もいるかもしれません。前職でも、新人研修の担当だった時期もあるので、今から心待ちにしています。
後輩にしっかりと指導できるよう、私自身も日々実践を通じてスキルを高めていかないといけません。そのためにも、数多くの患者さんと向き合って、様々な症例を経験する中で、治療技術の向上を図っていきたいです。もっと多くの患者さんに通っていただくために、今の私にできることは、一つひとつの施術で効果を出していくことです。お支払いいただく金額以上の価値を提供していくために、どうしたら患者さんがより良くなるかを考え、時には周囲のサポートを受けながら最善の方法を見つけていこうと思っています。

GBSの鍼灸治療をさらに充実させていきたい
今後に向けてキャリアプランとしては、中途入社して間もない中ではありますが、まずはGBSメディカルにおける鍼灸治療がさらに充実したものになるよう尽力していきたいと考えています。今後、社内では鍼灸師の先生が徐々に増えていくことでしょう。お互いに研鑽しあい、施術のレベルを高め、鍼灸整骨院の名に相応しい組織を作りあげていきたいですし、その先頭に立てる存在になりたいと考えています。それが、今の私にとって一番大きな目標です。当社の代表も「鍼灸事業のスタッフを増やし、事業として確立していきたい」と熱い想いを伝えてくれました。その想いに応えられるよう私も頑張っていきたいです。
鍼灸を学ばれている学生さんや、新たな活躍の場を模索されている鍼灸師の皆さん、GBSメディカルには患者さんの身体のことを 第一に考えている先生が揃っています。鍼灸院には鍼灸院の良さがありますが、柔道整復師の先生の考え方と鍼灸師としてのご自身の考え方をすり合わせていくと、より高度な知識やスキルを身に付けることができるはずです。“一流の治療家”、“治せる施術家”に なりたいという夢や願望をお持ちの方がいらしたら、ぜひGBSメディカルに来ていただきたいです。一緒に、鍼灸分野を活性化させていきましょう。少しでも興味が沸いてきたら施術体験や院見学にお越しください。他社とどう違うのか私からもたくさんお話し したいです。
